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映画21ジャンプストリートをレビュー 卒業したのに再び高校生!? あらすじ、感想、ネタバレあり

2012年公開の作品

引用元:Amazon

1987年放送開始のジュニー・デップ初主演作品である、ドラマ21ジャンプストリートの映画版。それだけで期待が高まる作品。
ドラマ自体シーズン5まである人気作のようです。2012年版だからこそ出せる小物や、アレンジにも注目すると面白いかもしれません。

スタッフ・キャスト

原 題: 21 JUMP STREET
出演者: ジョナ・ヒル
     チャニング・テイタム
     アイス・キューブ
     ブリー・ラーソン
     デイヴ・フランコ
     ロブ・リグル
     ダックス・フレイム
     クリス・パーネル
     エミリー・ケンパー
監 督: フィル・ロード
製 作: ジョナ・ヒル 
チャニング・テイタム
脚 本: マイケル・バコール

あらすじ

引用元:YouTube

高校時代、ぽっちゃり体系のシュミットは女の子に振られてしまい、イケイケのジェンコは成績が悪くプロムには出られなくなった。

高校での苦い思い出を経験した二人は、偶然警察学校で再開し弱点を補い合い友情を築いていく。そして警察官になってもコンビとして配属されることに。
現実は想像していたカーチェイスや爆発もなく、公園を自転車でパトロールするという日々だった。

しかしその公園で吸っているのは医療用マリファナだと言う怪しいグループに出会う。バイクを調べるとドラッグが見つかり、グループの一人を見事逮捕する。
自信満々に警察署へ帰ってきた二人だった、しかし告げられたのは逮捕時の勧告ミスで犯人を起訴できないとのこと。失敗を犯してしまったことで左遷されてしまう。

その左遷先が21ジャンプストリート署だった。

ディクソン警部の部下となり、任務が言い渡される。
その任務内容は、童顔だという理由で高校生としてハイスクールへ潜入し、麻薬捜査をして元締めを逮捕することだ。
再び高校生となった彼らは無事に事件を解決できるのだろうか。

感想・レビュー(ネタバレあり)

原作がジョニー・デップ主演のドラマということもあり、かなりの良作と言えるんではないでしょうか。特にフラグの立て方、回収が凄いです。

ディクソン警部から言われていたルールその1、「生徒と教師どちらとも性的関係を持たないこと」は経歴が入れ替わってしまったことで、ジェンコが教師に明らかな好意を寄せられる。ルールその2、「絶対に誰にも酒を飲ませるな」はイケイケになったシュミットがパーティーを開いて見事にルールを破る。プロだから任せろって言ってたのに。前半からフラグが散りばめられていて、分かりやすいぐらいキレイに回収してくれます。

捜査過程で、ドラッグを口にしてしまもうまく吐き出せず、結果トリップしてしまうシーンは、YouTbe的な動画を使って原作にはなかった現代版ならではのアレンジも加わっており、面白さが引き立っています。

終盤には、アクション中心になりコメディー要素がなくなるかと思わせた矢先に
犯人グループにも潜入捜査官がいると分かる。
しかし、あっけなく打たれ死んでしまうと思いきや、しつこく語り合い友情を確かめ合う。これには何故か笑ってしまいました。

最終局面でも経歴の入れ替わりがいい結果を招く。
ストーリーもフラグもキレイに収まった良作だと思います。

ちなみにですが、この映画を観るきっかけになったのは、ジョナ・ヒル助演男優賞にノミネートされた映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観て演技力に魅力を感じたからなんです。
この作品は個人的にもお気に入りなので、ジョナ・ヒルの魅力を感じたい方、良ければ観てみてはいかがでしょうか。

引用元:Amazon

ながら見おすすめ度

100点中 / 90点

専門用語が多いこともなく、フラグ回収も分かりやすい
ながら見でも理解が追いつくため、高評価になりました。